ホームズなんでも事典 [単行本]Ω

要旨（「BOOK」データベースより）事件簿と事件簿を照合して矛盾を解明し、事件簿当時のイギリスの歴史・地理・文化・社会状況に合致しているかどうかを検証して既存のホームズ学のミスも正した１０３項目を解説する。目次まえがき1 青いガーネット2 アビ・ハウス3 アヘン窟のミステリー4 アメリカ出身の美女の事件5 歩く権利6 イーストボーン7 今井信之『英文小説講義』8 インバネスケープ9 ヴァイオリン10 ヴィクトリア朝のニューメディア11 ヴィンセント・スタリット12 エンバンクメント13 オックスフォード14 化学実験15 牡蠣16 家政婦マーサの正体は?17 鵞鳥クラブ18 カドガン・ウエストの乗車駅19 カムデンハウスへの道20 カールトン・ハウス・テラス21 吸血鬼の毒矢22 教育者ホームズ23 記録の時代24 クラリッジ・ホテル25 グレイミンスター公爵26 KKK27 ケンブリッジ28 コナン＝ドイルとピルトダウン人29 コナン＝ドイルとルイス・キャロル30 《最後の事件》とアルピニズム31 シーゲルソン32 実用養蜂便覧33 シドニー・パジェット34 シャーロック・ホームズの園芸知識35 シャーロック・ホームズの血統36 『シャーロック・ホームズの事件簿』の疑惑37 聖武天皇と奈良の正倉院38 19世紀の数学者39 神経科医としてのコナン＝ドイル40 新聞広告41 スコットランドヤードの建物42 ストラスブルグ43 ストランド44 「ストランド・マガジン」45 スポーツホテル・シャーロック・ホームズ46 セント・バーソロミュー病院47 大英博物館48 チャリングクロス駅49 チャリングクロス病院50 つた51 ディアストーカー52 トルコ風呂53 長沼弘毅54 人気事件簿ベストテン55 沼毒蛇56 ネットリ陸軍病院57 延原 謙58 パイプ59 バスカヴィル卿のお国入り60 ハドスン夫人61 発達障害62 張り出し窓63 ヒースの荒野64 『ビートンのクリスマス・アニュアルズ』65 備忘録66 福来友吉とコナン＝ドイル67 ブラック・ミュージアム68 フリーメイソン69 プリンスタウン監獄70 《ブルース・パティントン設計書》と潜水艦71 ベアリング＝グールドの実家72 ベーカー街駅73 ベーカー街界隈の形成74 ベーカー・ストリート・イレギュラーズ75 ホイスト76 ボウ街軽犯罪裁判所と警察署77 ポーツマス78 《ボスコム谷の惨劇》文芸論79 ホームズ庵80 ホームズ隠棲の地81 ホームズ切手82 ホームズ検定83 ホームズと英国庭園84 ホームズの引退85 ホームズの名言86 ホームズの論文87 マイクロフト・ホームズ88 マスグレーヴ家の儀式の謎89 南アフリカ90 無政府主義91 モニトリアル・システム92 モーラン大佐93 モーラン大佐の射撃の腕前94 モリアティが研究した二項定理95 夜盗96 憂国の士ホームズ97 予備学校98 ランバー・ルーム99 リーの杉の家100 ローゼンラウイ101 ロンドンの地下鉄102 ワトスンによるホームズ研究103 ワトスンの結婚主要参考文献あとがき内容紹介シャーロック・ホームズの事件簿と事件簿を照合しながら当時のイギリスの歴史・地理・文化・社会状況に合致しているかどうかを検証して矛盾を解明し、論者によって解釈が食い違う既存のホームズ学のミスも正した103項目を解説する。ホームズ事典の第２巻。図書館選書シャーロック・ホームズの事件簿と事件簿を照合して当時のイギリスの歴史・地理・文化・社会状況に合致しているかどうかを検証して矛盾を解明し、論者によって解釈が食い違う既存のホームズ学のミスも正した103項目を解説…著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）平賀 三郎(ヒラガ サブロウ)日本シャーロック・ホームズ・クラブ（ＪＨＳＣ）会員、日本シャーロック・ホームズ研究委員会研究委員著者について平賀　三郎 (ヒラガ サブロウ)シャーロック・ホームズ紀元56年生まれ。日本シャーロック・ホームズ・クラブ（JSHC）会員、日本シャーロック・ホームズ研究委員会研究委員。著書に『ホームズ聖地巡礼の旅』（青弓社）、『シャーロック・ホームズ学への招待』（丸善）、共著に『ホームズまるわかり事典』（青弓社）など。「ホームズの世界」（日本シャーロック・ホームズ・クラブ）、「シャーロック・ホームズ紀要」（西筑摩書房）などに多数の論文を発表する。神戸・英国館のホームズの部屋や舞鶴市・ポーツマス市姉妹都市提携10周年記念行事「シャーロック・ホームズ&コナン・ドイル博」に助言。