ナボコフ全短篇 [単行本]Ω

要旨（「BOOK」データベースより）“言葉の魔術師”ナボコフが織りなす華麗なる言語世界と短篇小説の醍醐味を全一巻に集約。英米文学者とロシア文学者との協力により、１９２０年代から５０年代にかけて書かれた、新発見の３篇を含む全６８篇を新たに改訳した、決定版短篇全集。内容（「BOOK」データベースより）森の精；言葉；ロシア語、話します；響き；神々；翼の一撃；復讐；恩恵；港；偶然；じゃがいもエルフ；ある日没の細部；ナターシャ；ラ・ヴェネツィアーナ；雷雨；ドラゴン；バッハマン；クリスマス；ロシアに届かなかった手紙；復活祭の雨；けんか；チョールブの帰還；ベルリン案内；剃刀；おとぎ話；恐怖；乗客；呼び鈴；クリスマス物語；名誉の問題；オーレリアン；悪い日；忙しい男；未踏の地；再会；アカザ；音楽；完璧；さっそうたる男；海軍省の尖塔；レオナルド；環；告知；ロシア美人；シガーエフを追悼して；動かぬ煙；スカウト；人生の一断面；マドモワゼル・Ｏ；フィアルタの春；雲、城、湖；独裁者殺し；リーク；博物館への訪問；ヴァシーリイ・シシコフ；孤独な王；北の果ての国；アシスタント・プロデューサー；「かつてアレッポで…」；忘れられた詩人；時間と引潮；団欒図、一九四五年；暗号と象徴；初恋；ランス；重ねた唇；怪物双生児の生涯の数場面；ヴェイン姉妹著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）ナボコフ,ウラジーミル(ナボコフ,ウラジーミル／Nabokov,Vladimir)１８９９年４月２３日‐１９７７年７月２日。ロシアのサンクト・ペテルブルグの名門貴族の家に生まれる。父親はロシア帝国議会議員で、立憲民主党の創立者の一人。１９１７年、ロシア革命勃発によりヤルタへ避難、１９年、家族とともにドイツに亡命。イギリスのケンブリッジ大学トリニティ・コレッジを卒業後、２２年からベルリンに住み、シーリンの筆名でロシア語による創作活動を開始する。４０年、アメリカに渡って市民権を獲得し、ウエルズリー大学やコーネル大学で文学を教える傍ら、英語での執筆活動に取り組む秋草 俊一郎(アキクサ シュンイチロウ)１９７９年東京生まれ。日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）諌早 勇一(イサハヤ ユウイチ)１９４８年茨城県生まれ。同志社大学言語文化教育研究センター教授貝澤 哉(カイザワ ハジメ)１９６３年東京生まれ。早稲田大学文学学術院教授加藤 光也(カトウ ミツヤ)１９４８年秋田県生まれ。駒澤大学文学部教授杉本 一直(スギモト カズナオ)１９６０年東京生まれ。愛知淑徳大学交流文化学部教授沼野 充義(ヌマノ ミツヨシ)１９５４年東京生まれ。東京大学人文社会系研究科教授毛利 公美(モウリ クミ)１９６９年東京生まれ。一橋大学非常勤講師若島 正(ワカシマ タダシ)１９５２年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科教授